2018年8月11日 中国・大連旅の始まり

アジア諸国

人生初の中国。5日間の濃い旅が始まった。

今回旅先として選んだのは中国の港町の大連。国際都市としても知られ、親日家も多いことでも有名な街だ。

そんな大連に8月11日から5日間にわたって旅をしてきた。今回も旅行記として記録に残していきたいと思う。(もはや東欧旅行記サイトというスタンスが崩れつつある笑)

出発したのは15:20分ごろ。10分程早く出発した。今回利用した航空会社は中国国際航空。別名エアチャイナ。利用した感想だが、そこまで悪い印象はなく、ごく普通だった。あと意外に思ったのは、関空発にもかかわらず、日本人の乗客が少なかったこと。そのほとんどは日本帰りの中国人だった。(中国に向かうのだから当たり前だが)

関空に向かう途中の連絡橋にて。 

飛行機内の様子。モニターが天井から出てくるというユニークな構造。 

機内食、エアチャイナ編。写真が回転してしまいましたすいません。味も代わり映えせずごく普通。 

せっかくだから、燕京ビールをいただいた。中国ではポピュラーなビールで「燕京」は北京の古い名前らしい。 

色はかなり薄い。こんな薄い色久々に見た。色のイメージ通りあっさりした口当たりだった。辛口ビール好きの人には少々物足りないかも。 

17時ごろ(現地時間)に大連周水子国際空港に到着。所要時間は3時間弱ぐらい。

なんと、空港から地下鉄が出ている。これでそのまま中心地まで行くことができるのだ。料金は4元(71円)と激安。 

最近開通したらしく、それもあって車両も結構新しい。 

車内のようす。このときはさほど混んでいなかった。空港周辺では中国語と英語をはじめ、韓国語、日本語とロシア語(!)のアナウンスが流れていた。ロシア語ということはロシア人がいることを想定してのことだろうか。 大連はもとはロシア人によって形成された街というものあるが、でもその割にはロシア人の姿はあまり見かけなかった気が…..

宿泊する宿の最寄り駅が友好広場駅で所要時間は約40分程。

友好広場駅到着後、まず最初に目に入ったのは高層ビルが立ち並んだ都会っぷり。店も多く、周辺には大型のショッピングセンターもあった。

友好広場駅すぐの大通り。この周辺は海鮮料理店が集まっている。オープンテラスで美味しそうにビールを飲みながら海鮮料理を満喫している人々に目を奪われ、誘惑に負けそうになった。もちろん、コンビニのローソンだってある。 

夜になると、建物がライトアップされ、ネオンが増えていく。活発な街の印象はあった。さすが中国。

でも日本にはない、なんとも説明のしがたい独特の匂いがいたるところで漂っていた。それは生臭かったり、甘ったるかったり香ばしかったり。とにかく鼻が混沌としていた。でもそれがいい。異国に来た感を匂いで満喫するのも悪くはない。

あと、大連に来て驚いたのは人が親切だったこと。それはショッピングセンターでSIMカードを買いに行った時のこと。3GのSIMカードをさがしていたが、携帯屋のおばちゃんとおじさんが英語が通じず、3Gすら分かっていない有様だった。そこで、なんと彼らは日本語が通じるスタッフと電話を繋げてくれ、そこで買いたいものを伝えることができた。 その上、彼らは試行錯誤をしながら3GのSIMカードの設定をしてくれた。電話がつながるかどうかの確認、料金の確認。至れり尽くせりだった。中国ではそこまでしてくれない印象だったがここでは全く逆のことが起きていたのだ。大連が親日だからなのか、単に運が良かっただけなのかは分からないが、中国の意外な一面を垣間見た瞬間だった。

用事を済ませ、タクシーを捕まえてホステルまで向かう。大連のタクシーは大変安く、10元(163円)と超格安で移動することができる。ただし、それは青色の車体の正規タクシーだからであって、それ以外のタクシーは決して捕まえないように。ぼられる可能性が高いので。大連でタクシーを利用するときは絶対に青色の車体(同じデザインの車体がたくさん走っているのですぐわかるはず)を。あと、英語が通じないのでメモに中国語で行先を書くと良い。

今回宿泊したホステル。比較的新しくおしゃれな作りだった。スタッフは若者にもかかわらず英語はほとんど通じない。一部は通じるが完全ではない。でも宿のクオリティーは高く、快適だったので大連に行く方は是非。 

チェックインを済まし一安心したところで、ローソンで買った青島ビールを飲む(またかい)。これで大連一日目は無事終了。

明日はいよいよ念願の旅順口に向かう。 

 宿の顧問スペース付近。

ではでは。