2018年1月1日 マレーシア・クアラルンプール(2回目)日帰り

アジア諸国

13時ごろ、クアラルンプールに到着した。フライト時間が長く感じた気がした。戻ってきた感じだ。依然と同様、出発まではまだ時間があったので2回目のマレーシア入国。外は相変わらず暑いが、行きと違って大雨が降っていた。それも熱帯雨林気候特有のスコール級の大雨であった。

また空港バスで市内へ移動し、KLセントラル駅でモノレールに乗車。前回はパサール・セニ駅で降りてセントラルマーケットに行ったが、今回はKLCC駅に向かうことにした。実はここ、知っている方もご存じだと思うが、圧倒的高さを誇るペトロナスツインタワーがある駅だ。これはマレーシアでは言わずと知れた超有名な観光名所になっている。せっかくなのでそこに一度行ってみようと思う。

KLCC駅に降車し、案内板を頼りにツインタワーに向かった。実はKLCC駅からツインタワーの中はつながっており、内観はショッピングセンターになっている。元旦というものあり、人混みが尋常じゃない。

 これは空港内で撮影したクリスマスツリー。すでに過ぎたはずなのにまだ展示されていた。

ツインタワー内にあった謎の木の家。そして横にはまたクリスマスツリー。日本では25日過ぎるとすぐに撤去されるのだが、イランに限らず、マレーシアもほかの国でもクリスマスツリーは長い期間展示することが多い(正教会圏では7日なので当然だが)。

多くの人が写真撮影をしていた。 

上から眺めた内観。こうしてみると日本のイオンモールをさらに大きくした感がある。誰もが知っている高級ブランドはもちろん、コスメやカジュアルな店など多くの店舗が入っている。 

ユニクロも入っていた。かなり広い。マレーシアはイスラーム国なのでムスリムにあわせた商品も販売していたが、それ以外は日本でもおなじみのものが並んでいた。

なんと紀伊国屋まで!実はここマレーシアは日系企業の店舗が多く進出していることで知られている。前回の記事で掲載したファミマやセブンイレブンなどのコンビニを見れば明らかであろう。

金がなかったので残念ながら買い物はしなかったが、とはいっても腹は減るので途中で遅めの昼食をとることに。

 Wi-Fiとコンセントがあってかつコスパのよい店を選択。チキンのよく分からない定食を注文。よく分からない味がしたが結構おいしかった。しっかしかなり辛かった。右の漬物も辛かった。とにかく全部辛かった。飲み物の紅茶も甘ったるかった。極端すぎません?でも18リンギット(約500円)だったのでまあ良しとするか。

座席を見ると、店員さんらしき人物が昼寝をしていたり、飯を食っていたりしていた。日本ではサービス業に携わる者はそういった姿をお客の前で極力見せないようにするが、ここでは堂々としているしそれについても誰も言わない。この国の自由さが垣間見れた。

外を出るとまだ雨は降っていた。入り口付近には雨宿りをしている人でいっぱいになっていた。すぐに止むと思っているのだろう。傘を持っている人が少ないのを見れば分かる。 

少し止んできたので外に出ることに。すると待っていたのはテレビやネットでしか見たことがなかったあのペトロナスツインタワーの生の姿。こうして見るとかなり迫力がある。さすが最強の高さを誇る建造物。 

雨の中なびくマレーシアの国旗 

日系企業第三号、伊勢丹。 

周りの建造物も負けないぐらい高い。 

日が落ちるとライトアップするようになる。同時に観光客と彼らをカモにしようとするカメ子が湧いてきた。 

微かにライトアップされたペトロナスツインタワーを撮影しようとすると、若い兄ちゃんに声を掛けられた。

すると、GoPro(パノラマ写真などあらゆる角度で写真が撮れる撮影ツール)」みたいな道具を取り出し、「これを使えばもっといい写真が撮れるよ!使ってみるかい?」と言って、実際に撮った写真をドヤ顔しながら「どうだ!すごいだろ?」と自慢してきた。

「どうせ金取るんだろうな」と思ったら案の定、「30リンギットでこれを貸すよ!」と言いよった。

「結構です」と言って断ったものの、また別の人から同じように「これを使えばいい写真が撮れるよ」と声を掛けられてさすがにうんざりした。この辺りはカモられスポット認定。やめとこう。邪魔しないでくれよ。

 まだ完全に暗くなっていないが、それでもライトアップは見ごたえがある。マレーシアに来てよかった。

日が暮れるまでいようかと思ったが、出発時間が迫っていたのでここでお別れ。

23時過ぎに、クアラルンプールを出発、少し遅れていたが関空に向かってこれでイラン、マレーシア日帰り旅はこれで終了。

長期で旅に行ける日は来るのだろうか。

それではこの辺で。