2017年2月26日 セルビアからボスニアまでの移動の旅 

ベオグラードの屋台で売っていたマグネット セルビア

セルビア最後の日。夜のバスまで時間があった。その間土産屋をブラブラした。

 屋台の土産屋のマグネットの中にはニコラ・テスラをはじめ、もちろんセルビアお決まりのロシアもちゃんとあった。後はプーチンのマグカップやTシャツとかも。セルビアのロシア愛、おそロシア。

せっかくセルビアに来たことで、ラキアを購入することに。それぞれの国のマグネットを集めるのは旅の醍醐味である。ということで、外の屋台で買うことに。と思ったらなんと現金が30ディナール足りなかった。そのことを恐る恐るおじさん店員に言ったら、「170ディナールはあるんでしょ?じゃあもうそれで大丈夫だよ」といって負けてくれた。嬉しいけどなんだかものすごく申し訳ない気持ちになった。

あとはラキア。しかし、酒屋らしき店は見かけない。そこで、お土産店に入って探すことに。すると、やっぱりあった。しかし、旅はまだまだ長く荷物になるので大きいサイズは買わずに小さめにすることに。値段は1500ディナール(1470円)ぐらいでリーズナブル。嬉しかったのは特別に店オリジナルのマグネットをおまけで付けてくれたこと。

マグネットがもれなくついてくる的な感じ?

宿に戻ると、日本人女性二人とちょっとしたおにぎりパーティーをすることに。

米と海苔を予め買ってきて下さったのでそれで作ることに。

 ベオにも海苔が売っていた。買った乾燥ディルを混ぜたら案外いけた。

ここで、キューバ人のおじさんが参入し、セルビアワインを振る舞ってくれた。甘口の飲みやすい赤ワイン。他にもサラダ等も作った。私も一緒になって手伝った。久々のおにぎりは懐かしい味がした。

そうこうしているうちに、出発時間である17時が来た。今回はホステルが提携しているタクシー会社のミニバスを予約したため、バスは直接来てくれていた。これでサラエボに出発するのだ。ここで日本人女性とスタッフとはお別れした。旅での出会いはとてもかけがえのないものであるが、仲良くなると別れが寂しくなるのがとても辛かったりする。でも複数の国々を放浪している以上これは仕方のないことなのだ。皆それぞれ行き先も異なるのだから。

そしてバスに乗り込み、出発。この時すでに4人ぐらい乗っていた。オンシーズンではパンパンになるそうだ。バスは結構スピードを出していたので若干の恐怖を感じたがドライバーは慣れた様子だったので彼の腕を信じることにした。道路は一般道をずっと通る感じだった。しばらく走って2時間が過ぎた頃、国境付近に到着。また出入国審査がはじまった。国境を越えるこの瞬間がたまらなく好き。パスポートを提出をし、しばらくバスの中で待つと、返却され、スタンプがしっかりと押されていた。バスは動き、ボスニア・ヘルツェゴビナに入国した。

入国後、すぐにパーキングエリアで小休憩を撮ることに。国境付近お決まりなのだが、野犬が二匹ぐらいワンワン吠えていた。国境越えを記念して私は早速ビールをキメた。

 

セルビアのビールだけどね。今日はここまで。