【偏見あり】旅先で個人的に無理だった料理について

エッセイ・その他

こんばんは、ネフスかやあいりです。

旅のもう一つの楽しみといえば、やっぱり食!ですよね。普段日本ではお目にかからない料理や食べ物を体験してみたり、本場のエスニック料理を満喫することは旅の醍醐味の一つです。もちろん、自他ともに認める食いしん坊な私も旅先の料理には目がありません。

だがしかし!それでも、我々の常識では考えがたいまずい料理や奇妙な食べ物に遭遇してしまうこともあるもの旅あるあるです。(それも含めて楽しんでいるのだが笑)基本食いしん坊な私にも、実はどうしても個人的に受け付けなかった料理があったことは事実です。記事的には、世界的に料理がまずいことで定評(?)があるお馴染みのイギリスを上げるべきでしたが、残念ながら私はイギリスには行ったことがないので除外しておきます笑

独断と偏見まみれの内容となっておりますので、「これがまずいとかあたおか!」とか思っても生暖かく見守っていただけると幸いです。

それではどうぞ!

〜どうしても受け付けなかった料理〜

①  オクローシカ(ロシア)

オクローシカは、ライ麦と酵母を原料とした飲料クワスを使ったロシアの伝統的な冷製スープです。この写真はモスクワのグム(百貨店)の中にあるスタローヴァヤ(大衆食堂)のもの。オクローシカは左。

みじん切りにしたキュウリやハム、りんごなどの野菜や果物を入れ、ロシア料理の必須セットの生ディル&スメタナ(サワークリーム)を入れて食べるのが一般的。ロシアでは夏の定番料理だそうです。しかし、残念ながらこの伝統的なスープは私の口には合いませんでした。私は本場のロシア料理が大好きで、素朴で無機質なロシア料理こそが至高だと考えているぐらいなのですが、これだけはどうしても無理でした。もともとクワスがあまり好きではないのと、何よりもキュウリが入っているのが大きかったです。私はキュウリが嫌いです。

知人のロシア人にもこのスープについて聞いてみましたが、かなり独特な味なのでロシア人の間でも好き嫌いが分かれるそうです。日本で言う納豆のようなものなのでしょうか。

② スープじゃない(?)ディヌグアン(フィリピン)

これはフィリピンの首都マニラのショッピングモールのフードコートで食べた料理。写真では美味しそうな牛肉のステーキに見えましたが…

実はこれがトンデモナイ地雷だったのだ…..

口に入れた瞬間、全体に生臭さと味わったことがない独特な風味が口の中に一気に広がり、思わず吐き出しそうになりました。後に調べたところ、この生臭さの正体はなんと「豚の血」だったのです。知らないほうが幸せなこともあるということを改めて痛感しました。

モールで食べたこの料理の名前は詳しくはわかりませんでしたが、どうやら豚の血を使ったフィリピンのスープ「ディヌグアン」から取り出した牛肉(?)なのではと推測しています。当然、一口でギブアップしたので完食できませんでした。

③ ロンガニーサ(フィリピン)

ロンガニーサは、バナナケチャップで味付けがされたフィリピンのソーセージです。写真はマニラの宿の朝食。

特徴としてはとにかく甘い。甘いのよホンマに。完全に無理!というほどではありませんが、甘い味付けがされた肉料理というのが個人的には苦手なのでこのカテゴリーに入れておきました。

この宿の料理(有料)は基本的に美味しかったのでこの写真のロングニーサはまだ食べることができましたが、空港で買った弁当に入っていたロングニーサはゲロマズで吐きそうでした。あ、ちなみに超不評のフィリピン米は美味しいと思います。

④ 空港で支給された弁当(中国・大連)

これは、中国・大連の空港で大阪行きの便が遅れていたときに支給された弁当です。

これほど食欲が減退する弁当が他にあったのでしょうか。当時は空腹のあまり無いよりましと思って食べていたのですが、2回めの支給で全く同じものが出たときの絶望感は図りしれませんでした。

ごはんの上にエビ?!昆布にボンレスハム!?何だこの組み合わせ…

開けた瞬間、「不味そうだなあ」と思っていましたが案の定不味かったです。ボンレスハム、昆布、コロッケみたいなやつも肉団子もご飯もすべてが不味かったです。それは周りの人も同じだったようで、ゴミ箱には大量の食べ残しがあったようです。当時一緒にいた大阪在住の中国人高校生の子曰く、ゴミ収集に来た清掃員のおじいさんが「こんなに残しやがって!食べられない人もいるのに!」と憤怒していたらしいです。

④ シャルティバルシチェイ(ラトビア)

だからキュウリは入れんなって言ってるだろおおがあああああ

〜不味くはないがリピートはない料理〜

① ハロハロ(フィリピン)

ハロハロはフィリピンの名物デザートです。ハロハロはタガログ語で「混ぜこぜ」という意味で、色々な材料を混ぜて食べるのが一般的です。某コンビニの定番デザートのハロハロと同じものと思っててはいけません。

本場フィリピンでは紫芋のアイスクリームの下にかき氷とプリンみたいなやつとナタデココみたいなやつ、バナナやコーンフレーク等色々なものが入っているものが一般的。

私は、マニラのビジネス街マカティ内にあるレストランでこのハロハロを食べました。率直な感想を言うと、なんというか、色々混じりすぎて何を食べているのか分からなくなったというのが正直なところ。紫芋のアイスクリームは美味しかったですね。

不味くはありませんでしたが、正直もう一度食べたいかといえばもういいかな、というところです。

② ツェペルナイ(リトアニア)

ツェペルナイは、じゃがいもで作った生地にひき肉を包んだリトアニアの郷土料理です。一般的にはメインディッシュとして出されることが多いのだそうです。

しかし、この料理の厄介なのはじゃがいもで作ったこの生地。味は悪くはなかったし、むしろこのレストランのものは美味しい方だとは思いますが、何よりもこのじゃがいもの生地が胃袋を容赦なく圧迫していくのです。これではビールと一緒に食べるとどうなるかは想像がつくと思います。

料理としては美味しいとは思いますが、これを食べるぐらいなら他の料理を選択するかな、というのが正直な感想です。

③ バルシチ(ポーランド)

バルシチは、ビーツを使ったポーランドの伝統料理です。

ロシアのボルシチとは似ていますが、ロシアでは様々な材料を使うのに対して、ポーランドではスープだけで仕上げるのが一般的です。

店によって味は異なるとは思いますが、個人的にはやっぱり野菜などの具が入ったほうがいいなあと思ったのが正直なところ。しかも、ロシアのものよりちょっと甘みがあるように感じました。嫌いではありませんが、進んで食べようとは思いませんでした。

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以上となります。いかがでしたか?

完全な偏見で記事を書きましたが、「そうそう!分かる!」と共感頂いた方もいれば、「これが不味いとか何考えとんねん」と思う方もいるでしょう。私はそこまで渡航した数も多くはないのでほんの一例した挙げることができませんでしたが、少しでも参考にしていただければ幸いです。もしかしたら、後で思いつきでこの記事に記載した内容以外も追記するかもしれません。

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※2023年9月19日追記。
直近の無理だった料理を追記しようと思いましたが、今回は長期滞在&ワーホリで節約が必然となり自炊がメインになったことから不味い料理に遭遇することが減ってしまい、今年以降の内容で紹介できるものはあまりなかったです。(強いてあるとしたらスーパーで買ったスライスチーズが臭すぎて無理だったぐらいw もしかしたら思い出して追記するかもですが)このような事情があるので追記することになった場合は、ほぼ2019年以前の過去の内容になるかと思います。あらかじめご了承くださいませ。思い出したら追記していきます!

おかげさまで、本記事は当サイトの閲覧数ベスト3に入りました!ありがとうございます!やっぱり世界の不味い料理というのは気になる人も多いということでしょうか。おそらく、ここを見ている人も「〇〇料理 まずい」等で検索して辿り着いたのかもしれませんね。

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今回はこれで以上となります。次回もよろしくお願いいたします。

それでは。