6日朝、宿泊先を変更することになり、移動。
というのも、1日目に泊まったホテルには朝食とシャワーがなかったのである。
そこで中心地に近いホテルへ移動することになった。
バックパックを背負って向かったのは、チャイカという中級ホテル。中級といってもbooking.comで予約した時は一泊2000円弱だった。しかも無料の朝食付き。しかし案内はロシア語だけだった。
ウグリチの町並み
ホテルの外観。ピンクをでデザインされて可愛いらしい。
客室は清潔感があって広さも丁度よかった。テレビも付いている。この日は8月6日。広島に原爆が落とされてちょうど70年目となる。この時ロシアでもテレビで日本の原爆に関する特別番組がやっていた。
ドアノブにかかっていたメイドさん
裏にはセーラーマーキュリーさんもいるよ。
ホテルでしばらく休憩した後、ウグリチ市内を散策。この日は念願のドミトリー教会を見に行くことに。
ヤロスラブスカヤ通り。古都というのもあって通りのプレートも古めかしいフォントになっている。
ウグリチクレムリンの入口。すぐ目の前には救世主顕栄大聖堂が見える。黄色と緑が特徴的だ。このあたりでロシア人老夫婦に写真撮影を頼まれた。しかもロシア語で話しかけられた。
救世主顕栄大聖堂
ウグリチでは日本人はおろか、東洋人の姿すらないためか周囲からは物珍しそうな目で見られることがあった。だが、モスクワで遭ったような不快な態度(詳細は後日書きます)を取られることはなかったので気にせずに快適に過ごせた。治安もモスクワやペテルブルクなどの大都市よりもずっと良い。
ウグリチは小さい田舎町だが、普通にチェーンのスーパーもあったし、レストラン、酒屋、土産屋やホテルも意外と充実していた。
これはロシアクラスタならおなじみのあのヴォルガ川。広々とゆったりとした流れはロシアの川ならでは。
左に見える赤と青の建物はドミトリー教会。右上に見える橋のような建物はウグリチ水力発電所。これはスターリン時代に建設されたが、その代償としてウグリチの郊外は水没した。
ヴォルガ川沿いをさらに散策。ベンチで本を読んだり、犬を散歩したり走り回ったりするなど、人々はそこで好きなように時間を過ごしていた。一見何気ない光景であるが、そこにいると時間がゆっくりと流れているように感じ、なんだか居心地が良く幸せな気分になった。これはロシアに限らずどこの国にも言えることだが、これが田舎町の魅力なのだと思う。
このような空気は本当に久々で、普段の日本にいる時の事を忘れることができた。同時に、物質的な豊かさを得るために、のんびりすることを忘れて時間ややることに追われる生活は本当に幸せなのか、息苦しくないのだろうか、等と余計な事まで考えていたりもしていた。
この時はゆっくりとブラブラして過ごした。こういう時間があってもいい。
血の上のドミトリー教会。皇子ドミトリーが死亡した場所に建てられたため「血の上の」と付けられた。ちなみに似たような名前の教会がサンクトペテルブルクにもある。
ヴォルガ川散策の後、いよいよウグリチメインの名所ドミトリー教会へ。
これが目的でウグリチに来たのである。ドミトリー教会の内部は撮影可能だが100ルーブルを支払わなければならない。私は料金を払い、撮影をさせていただくことになった。
ウグリチの流刑者の警鐘
内観。正教会らしくイコン達が盛大に歓迎
聖ドミトリーのイコン
入ってから一際目立つのがこの聖骨箱。ウグリチからモスクワへドミトリーの聖遺物を運ぶ際に使用された。
扉付近はこんな感じ。
ドミトリー教会とヴォルガ川。いつ見ても絵になる。天気に恵まれてよかった。
ウグリチへようこそ!
しばらく散策した後、修道院を見学しようとしたがその前にお腹が空いたので近くのレストランで遅めの昼食。
店内はガラガラだったが大型テレビで音楽のPVが大音量で流れていた。店員はこちらの存在に気づくまで全く動かない。でも空腹感が勝っていたのでそんなことは気にしなかった。
そこで、カルボナーラもどきのパスタを注文。400円程で安い。
ついでにカフェオレも。さっきのパスタとは違って無駄なおしゃれ感。チョコレートのサービスは嬉しかったがさすがに角砂糖は3つもいらないよ(笑)
まあ、ロシア人はコーヒーや紅茶に砂糖をたっぷり入れて飲むのが大好きだからね。
このレストランの無料Wi-Fiは優秀だったのでネットが繋がるうちに調べ物を済ませることにした。ちなみに宿泊中のホテルはルーターがフロントにしかないので部屋に戻るとほとんど繋がらない。なのでここで接続できて大変助かった。
次はウグリチの修道院について書きます。では。