今まで食べた機内食を適当に紹介

美味しいお話

機内食、それは空の旅の楽しみでもあり、醍醐味でもある。

機内食は、長時間飛行機に乗ったことがある人なら必ず経験すると思います。航空会社によって美味しかったり、まずかったりもしたでしょうし、お酒を含むドリンクサービスも無料ですから機内食配布と同時にちょっとした飲み会が始まったりもするでしょう(これは私の近くの席にいた大学生グループの例ですが(笑))。

私は食べることが大好きなので、もちろん機内食も好きです。そして必ず写真を撮ります。今回は私が今まで利用した航空会社の機内食について適当に、勝手に評価したいと思います。

1. アシアナ航空

2012年8月13日撮影

これは関空→韓国の金浦行のアシアナ航空に乗った時に食べたもの。BLTサンドとオレンジジュース、水。これは機内食というよりも軽食という感じですね。ちなみにこれが人生初の国際線&機内食です。

ただのサンドイッチでしたが正直イマイチでした。まあ、たった2時間のフライトでしたので期待しても仕方ないですがね。

2. アエロフロート・ロシア航空

2012年8月14日撮影  仁川発→モスクワ着

これは仁川→モスクワのアエロフロートに乗った時の機内食。鶏肉にトマトソースをからめたもの(メインディッシュは蓋が閉まっているので写っていません。撮影した時に蓋を外さなかった自分が許せないです笑)、サーモンのサラダ、チョコレートケーキ、パン。

アエロフロートは何かと低評価をされがちですが、私が感じた限りでは特に不満はありませんでしたし、揺れもサービスもごく普通でした。ただ着陸の際は拍手してた気はします…機内食も、思っていたよりは美味しかったです。メインも熱々でしたし、サーモンのサラダも味がしっかりしていて、チョコレートケーキも甘くなく食べやすかったです。

アエロフロート、悪くなかったですよ。

3. 大韓航空

2012年8月24日撮影 モスクワ発→仁川着

これは大韓航空の機内食ですが、なんと、ビビンバだったのです。その他はチョコレートケーキ、きゅうりの漬物、水。水に隠れているのが特製のコチュジャンが入ったチューブです。食べ方は左のパックごはんを入れ、コチュジャンを混ぜて食べます。容器がガラス製の上に乗客が一斉に食べるので「カチカチカチ」という混ぜる音が機内中に響いていました。

味ですが、まあ良くも悪くもない、ってところでした。コチュジャンは意外と辛く、辛党の私にとってはたまらなかったです。機内食の中では豪華な方だと思います。

3. ルフトハンザ・ドイツ航空

2014年2月9日撮影 関空発→フランクフルト着

これは初ヨーロッパ、初一人旅の時に乗ったルフトハンザの機内食。卵とトマトソースの何か、白飯、ざるそば(多分抹茶入り)、ローストビーフのサラダ、フルーツ、パン。左のは白ワイン。関空発でしたので日本食らしくざるそばや白飯が出ました。特別豪華というわけではありませんでしたが、味はそれなりに美味しかったのではと思います。この時はバックパックではなく個人ツアーで、その時たまたま利用することになった航空会社がルフトハンザでした(航空会社は指定できませんでした)。ルフトハンザは普通に購入する場合のチケット代は、時期によりますが大体12、13万とそれなりにしますし、学生の私からしたら決して安いというわけではないので、この時にルフトハンザを利用できたのは貴重でした。まあ、なんせ、関空から直接ドイツに行けるのですから(なお、この時はフランクフルトを経由しただけで実際にドイツ自体は一度も行ってたことがない笑)。

せっかくなので機内でドイツビールを堪能。さすがビール大国のドイツ。

この後、隣の大学生グループの周辺はちょっとした飲み会が始まったのである笑

5. エミレーツ航空

2014年8月18日 ドバイ発→モスクワ着

これは毎年高い満足度を誇るあの中東系のエミレーツ航空の機内食。個人的には今まで食べた機内食の中で一番豪華で美味しかったと思います。写真のメニューは鶏肉と野菜のソテー、サーモンサラダ、ラズベリーのチョコレートケーキ、チーズ、ビスケット、チョコレート(おまけ)、パン、水。エミレーツの拠点であるUAEはイスラーム教の国でハラールの規定に従っているため、豚肉は使用されていません。

おまけには必ずチョコレートがついてきますし、ビスケットとチーズまで付けてくれるのでサービスが旺盛。メインの味付もしっかりしていてどれもクオリティが高い印象でした。ちなみに写真のラズベリーのチョコレートケーキは気に入ってしまいました笑

6. カタール航空

2015年8月26日撮影 ブカレスト発→ドーハ着

6番目はカタール航空の機内食です。ビーフストロガノフみたいなやつ、米(?)を使ったサラダ、ケーキ(味忘れた)、チョコレート、チーズ、水。このビーフストロガノフみたいなやつですが、牛肉を使用しています。よく分からない料理でしたが赤ワインの風味が出ていたソースとタイ米とよくマッチしていましたし、味は個人的には嫌いではありませんでした。カタール航空もエミレーツと同様、ハラールの規定に沿って豚肉を使用していません。

カタール航空の機内食は不味くはありませんでしたが、良くも悪くもない、超普通でした。

カタール航空は中東欧に行く際に便利でしたが、つい最近関空から撤退してしまいました。これからリピートしようと思っていたのでかなり残念でしたが、まあ仕方がありません。

6. エア・バルティック

2015年8月18日 リガ発→キシナウ着

これはバルト系LCCのエア・バルティックの機内食です。LCCの場合は自分で別に購入する必要があります(任意なので買っても買わなくてもよい。オンラインチェックインで選択可能)。この機内食の値段ですが、9ユーロもしました….ボッタクリレベルで高くドン引きしましたが、機内食が大好きな私にとってやっぱり気になって仕方がなかったので、誘惑に負けて買ってしまいました笑メニューはオムレツ、温野菜、フライドポテト、黒パン、クロワッサン、ブルーベリーヨーグルト、オレンジジュース。味は結構美味い。メニューはごく普通の朝食と変わらないですが、今まで質素な食事が続いたためか余計に美味しく感じました。

ラトビアの民族模様が施されたパッケージが可愛い。

エア・バルティックは日本ではほとんど知られていませんが、中東欧を旅する人の中では結構有名な航空会社です。リガに本拠を置くラトビアの国営航空会社で、中央アジア、コーカサス諸国とヨーロッパを中心に就航しています。就航都市は意外とたくさんあってエジプトともつながっていますし、ここ最近勢いのある航空会社ではないかと思います。

番外編

関西国際空港スカイビューの機内食

この写真は関西国際空港の関空展望ホールスカイビューのレストランで食べられるオリジナル機内食。飛行機に乗れなくても機内食を体験できる関空の一押しスポットです。

オリジナル機内食には2種類あり、ビーフリヨネードソースと舌平目アメリカンソースのどちらかを選択できます。値段は1700円(+300円でフリードリンク付き)とやや高いが、それでも滑走路が見える窓際の席で飛行機の離着陸を眺めながら食べる機内食は最高ですのでオススメです。飛行機マニアにはたまらないスポットです。

しかし、体験機内食は数量限定で完売する場合もありますので、それだけ注意して下さい。

機内食の紹介は以上です。機内食は退屈な機内での時間に楽しみを与えてくれます。

これから機内での長旅が控えているという人も、ぜひ機内食を堪能していてはいかがでしょうか。これで空の旅もきっと快適になるはずです。

それでは。