4月28日、ドイツのドレスデンからポーランドに入国。
一旦はクラクフへ1泊し、翌日ポーランド南東部の小さな街サンドミエシュに行ってきました。
日本をはじめ、あまり知られていないのか外国人はほとんどいませんでした。
そんなマイナーな小都市をあえて選んだ理由はもちろん、研究テーマである偽ドミートリーとガッツリ関係があるから。サンドミエシュは偽ドミの支援者の一人である有力貴族イェジ・ムニーシェクが知事をしており、偽ドミもまた、クラクフ訪問の道中で訪れていたようです。
せっかくのこの機会にようやく行けることに感謝をした矢先にあるトラブルが発生。
サンドミエシュ行きのバスでエンジントラブルが発生し、途中のチジニ・バスターミナルで1時間近く待たされた挙句降ろされました。これ以上発車できない上にFlixBusでは代替車はないとのこと。結局、別のバス会社のチケットを購入する羽目になりました。(現在返金対応中。)
なんとか無事にサンドミエシュに到着。所要時間は4時間ほど。しかし、今度は予約確保したはずのホテルで「あなたの部屋はない」と。その理由を聞いたら「到着予定時間からかなり過ぎてしまったため、他の客の予約を優先した」とのこと。なぜこうなったかというと、バスのトラブルで到着が遅れることをホテルに連絡するのを完全に忘れてしまったからです。これは完全に私が悪いですね。
自分が悪いとはいえ、この状況に軽く絶望しました笑 しかし、ここでホテルの受付が代わりに同価格の別のホテルを案内してくれるとのことで、その息子さんが車でそのホテルまで連れて行ってくれました。よかった。



もしかして:ポーランドに歓迎されていない?TU☆RA☆I

ようやく落ち着いてサンドミエシュを散策できたのは翌日になってから。ダメ元だが、偽ドミートリー関連探しの旅を再開。











ポーランドに来たのは9年ぶり、大学生時代以来。この9年の間で色々進化していたようです。



サンドミエシュ城の博物館にはかなり期待していましたが、残念ながら展示品はこれ以上興味をそそるものはありませんでした。もちろん、サンドミエシュの知事であったイェジ・ムニーシェフに関する資料はありませんでした。合掌。



研究テーマに関する資料は見つかりませんでしたが、自分の研究に関係する街を訪問できただけでも十分。ただ、訪れたのが土日だったせいか、人混みで喧騒気味だったのが残念(クラクフの中心部と変わらねえ)。平日だったらもう少し長閑な雰囲気が楽しめたのかもしれません。
といった感じでこの旅行記をクラクフで書いております。クラクフ(2023 ver.)も近日公開予定です。
明日はクラクフを去り、ザモシチに向かいます。
それでは今日はここまで。Do widzenia!