本年度もありがとうございました。

エッセイ・その他

皆様、ご無沙汰です。いかがお過ごしですか?

今年も残すことあと僅かになりました。この一年は私も含め、コロナ禍で大変だったと思います。今も変異種なる物騒なものが発生し、以前の生活に戻るのは先になりそうです。もちろん海外の旅も….

去年のニューイヤーはロシアのタタールスタン共和国のカザンで過ごしましたが、あれからもう一年か…今年だって本来なら海外で新年を祝うはずだったのに….くそうコロナめ….なんで変異種なんて生まれるんじゃ….

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このブログをしばらくお休みしていたあいだですが、少しだけ変わった出来事がありました。

実を言いますと今まで勤めていたIT企業を9月に退職をし、10月の間は転職活動中でした。ブログをお休みしていたのはそのためでした。

退職理由は、仕事に対してやりがいが見いだせなかったこと。職業としてはITエンジニアでしたが、実際は単体テストがほとんどで、開発や設計などの業務に関わることはほとんどありませんでした。

単体テストを通じて開発のノウハウを学び、徐々にSEにキャリアアップできるように努力することもできましたが、正直なところ私にはそこまでする気力がありませんでした(ドクズ)。何より、私にとって辛かったのは自分の業務を通して何らかのフィードバックがなかった点。最初は「こんなものか」と妥協しながら仕事をしてきましたが、徐々に「いつまでこんなことやればいいのだろう」という気持ちに駆られる様になり、ついに退職を決意するに至りました。

もちろん当時の上司であり、現場リーダーには反対されました。「こんな時期に辞めてどうするんだ」と。でもなんとか説得して受理はしてもらいました。

退職後、有給を消化してすぐに転職活動をしました。このコロナ禍の中の転職活動。当然だが一筋縄ではいきませんでした。面接どころか書類選考の段階で落とされ、会ってさえくれないというボロボロの状態。多分10社は落ちてると思う。

精神的に気が滅入り始めて思考も徐々にネガティブになっていきました。このまま気持ちも暗くなり、かえって転職活動に悪影響を及ばすという悪循環に陥ると考え、一旦活動を休止してリフレッシュ目的で沖縄に行ってきました。期間は10月30日〜11月2日です。沖縄旅行については別記事で書きます。

真栄田にあるザネー浜という地元民しか来ないような海でボーッとしていたその時、一本の電話がかかってきました。

「〇〇(受けてきた会社の名前)でございますが、ネフスかやさんのお電話で間違いないでしょうか?」

「はい、そうですが。」

「他に内定をもらっている会社はありますか?」

「いえ、特にありません」

「ありがとうございます。では来週から来てくれませんか?」

「それって採用ですか?」

「はい採用です」

「ありがとうございます!よろしくお願いいたします!」

なんと、受けていた会社のうちの一社から採用の連絡が来たのです!長期戦を覚悟していた転職活動はわずか1ヶ月で幕を閉じ、11月からその会社に入社して今に至ります。急遽決めた沖縄旅行が功を奏したのか(適当)。気持ちを切り替える行為は実は状況を好転させる力があるのかもしれません。

まあ近状はこんな感じです。今の職場ではITからは少し離れましたが比較的好きなことができているので満足しています。

今年はコロナのせいでライフワークの一つである海外には行けず、私にとっては良い年とは言い難い一年でしたが、少しでも早くコロナが終息し、以前のように海外旅を満喫できるように祈らんばかりです。

ということで、今年は大人しく家で日本酒を飲みながら新年を迎えます。

それでは、よいお年をお迎えくださいませ。