東京でウクライナパレードに参加してきました。

イベント

こんにちは。

暑くなったり寒くなったりと訳の分からない気候に左右される毎日をお送りだとは思いますが、いかがですか。

さて、本題に入りますが、5月20日に東京でウクライナパレードが開催され、私も初参加をしてきました。

このイベントの趣旨は日本とウクライナの友好関係を広めるための活動であり、毎年5月に開催されます。その時は決まってウクライナの記念日であるヴィシヴァンカの日(刺繍の日)に合わせて行われます(18日か19日だったはず)。ルールとしては、ヴィシヴァンカというウクライナ伝統の刺繍シャツを着るか、ウクライナの国旗の色や国章が入ったものを身に着けることが決められています。もちろん、私はキエフで買った赤色刺繍のヴィシヴァンカを決めてきました。ようやく着る機会ができた。

在日ウクライナ人をはじめ、ウクライナに関心のある日本人もなど多くの方が参加しています。日本に暮らしているウクライナ人の多さにまず驚きました。私が参加した時はおそらく100人近くはいたかとは思います。

パレードのほか、ウクライナのダンスやヴィシヴァンカが当たる抽選会等、イベントは盛りだくさん。

当時は一人での参加(知人と行く予定でしたが相手が急用で行けなくなったため)で不安がありましたが、結果としてウクライナ人、日本人共に交流を深め、友達もできました。同じく一人参加のウクライナ人のラーナさんが話しかけてくれ、二人で歩こうと話しました。その後も二人でいるところを日本人の方が話しかけたりと意外と交流する機会があることに驚きました。今考えるとそこまで不安に思う必要はなかったのかなと思います。出発直前にラーナさんの旦那さんとお子さんが来ました。

刺繍シャツを着ている人が多かったですが、中にはウクライナの国旗カラーの服や国章をあしらったものを身に着けている人もいました。ウクライナ人には本格的な民族衣装を着ている方もいました。ラーナさんに「ウクライナでは民族衣装は特別な日に着るのか」と質問したら意外にもあまり着ないとのこと。意外。日本では結婚式やパーティ等で着物を着ることがありますが、ウクライナの場合はそうでもないらしい。逆に選挙の日になると気合を入れて刺繍シャツを着ていくのだとか。また、民族衣装はとても高額(ほとんどはハンドメイド)で現地の方も買う人は少ないということ。初めてウクライナの民族衣装事情を知ることができました。

さて、パレードのコースですが、以下の通りです。

常盤公園集合→銀座→日比谷公園到着

道路の半分を借り、ひたすら歩いていきます。ウクライナの音楽(と言ってもクラシックなものではなくポップにアレンジされた曲)を流し、前の列ではダンスを披露していたとか。通行人をはじめ、バスの乗客も驚いた様子で見ながらも手を振ってくれたり、声をかけてくれたりと結構ノッてくれました。 

日比谷公園到着後、集合写真を撮影。この時にウクライナの国歌を全員でアカペラで歌い。ここでイベントは幕を閉じました。

私はこのパレードで知り合ったウクライナ人女性のミラさんとともに行動をし、ヴィシヴァンカを着たまま銀座でご飯、そしてお台場をブラブラした。とても気さくで感じのいい方でした。

特に民族衣装を着ていたミラさんが目立っていたのでお台場では撮影会状態になったことも。

ヴィシヴァンカを着て二人ではしゃいだりと普段はできない貴重な経験をさせていただきました。

 レインボーブリッジと夕焼け。

日比谷公園にて。ウクライナ人曰く、私のヴィシヴァンカは男性用ということらしい。そんなバカな(笑)

次の日は仕事があったのでミラさんと台場デートの後、そのまま新幹線で神戸に帰りました(もちろん着替えました)。

初めてのパレード参加でしたが、とても楽しく充実した一日でした。日程が合えば来年も参加しようと思います。

それでは。

追記:ウクライナパレードの様子はメディアでも取り上げられていたそうです。